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13F BOOK DESIGN


装幀という文字の器に、感情はあるか。緒方修一

見せつけの強い服を、本に着せたいとは思わない。姿形より本の宿命。あとさきを見届けたい。かかわった本は、時代のや活字の衰退で消え失せていくだろう。人は書くことで世界を作ろうとしては壊し、再び建てなおそうと躍起になるが、時代はすべからく物質を淘汰しようとする。存在しようとする人と、無くそうとする時代。対岸の両者を装丁は静かに眺めている。しかし不思議なことに、装丁には稀に、込めてないはずの意思が朧に浮かぶ時がある。
 

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緒方修一

装幀家・アートディレクター。福岡県柳川市出身。新潮社装幀室を経て独立。これまで沢木耕太郎、宮部みゆき、宮本輝の書籍、小学校の国語の教科書(光村図書)、「百年文庫」(ポプラ社)、「エクスリブリス」(白水社)、「ロアルド・ダール」(評論社)などのシリーズ作品、月刊誌「小説すばる」(集英社)、「本」(講談社)などを手掛ける。その他、映画「カンゾー先生」のタイトル文字、雑誌「coyote」のロゴデザインなどがある。1994年ドイツの「世界で最も美しい本コンクール」で銅賞受賞。

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141-11 Kodera-cho, kamigyo-ku KYOTO [Google map ]​​

〒602-8234

京都府京都市上京区小寺町141-11

市営地下鉄今出川駅から徒歩12分

市営バス(9,50,12)堀川中立売バス停から徒歩2分

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