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本誌アートワーク  タムラフキコ

2023  vol.5  ​​冬

#5

contents

 

SEOUL

クラス  ohsummer / エンターテーメント会社

TOKYO

 『も』 矢内原美邦 / 演出・振付家

WAIHEKE ISLAND

価値と存在理由 芹澤絵美  / ヴァイン・グローワー

SAITAMA

 

セブン、サイゼ、チーキョフ 齊藤幸子/ 写真家 

 

PRAHA

 

数奇なものへの情熱 山本もえ美 / 画家

RED WOOD CITY

 アメリカで焼き芋 Nozzy / メーカー勤務

Sagamihara

   シャインマスカットの後先 柳明菜 / 映画監督

 

 

SAYONARA COMIX #5

COLUMU

 「季節の裂け目」タムラフキコ/イラストレーター

記事が寄り添って『13F』が出来るのと引き換えに、私たちは散り散りに生きている。

『13F』も。それに関わった人も。葉っぱと同じでずっと残ることはないけど、

樹木が変化を繰り返しながら持続していくように、

どこかしらに何かしらがわずかに繋がり続ける。

途絶えない理由はよく分からない。理由などないのかもしれない。

ともかく。本来ならバラバラの体裁を忘れた情熱が、紙一枚の表裏にぶち込まれている。

編集長 緒方修一

真夜中、鏡に映った自分の顔にあってはならない

醜きものを見つけて恐ろしくなることがあるが、

ここに綴られたものを読んでいても同じことを感じる。

ただ鏡と違うのは、それが誰かを救うものだと思わせてくれることだ。

私の手に留めてはいけない、その爆発的何かに、

私は原稿の書かれた紙が石に見える。

川石の傷、墓石の名のようにここに刻まれたものは私に刻まれ、

雨風にさられながら歩んでゆく。

発行人
伊勢華子

Publisher/Hanako Ise
Editor in Chief/Shuichi Ogata
Editor/OLDNEWS COMPANY

Illustrator/Fukiko Tamura
Collaboration/SHIBUYA CAST.

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